1日、男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、日本対カナダの対戦が東京の有明コロシアム行われ、第3試合のダブルスで錦織圭(24歳)/内山靖崇(21歳)組がダニエル・ネスター(41歳、カナダ)/フランク・ダンチェビッチ(29歳、カナダ)に6-3、7-6(3)、4-6、6-4で勝利、日本が2勝1敗とし、初戦突破に王手をかけた。
初日のシングルスは1勝1敗で終えていた両国の対戦。事前のドローミーティングで、日本は杉田祐一(25歳)と内山の布陣で、カナダはネスターとバセク・ポスピシル(23歳、カナダ)のペアが出場する予定となっていたが、両国ともオーダーを変えてきた。
第1セット、第2セットを連取した錦織/内山ペア。ベスト8進出に王手をかける2勝目に王手をかけた日本に対し、ダブルス元世界ランク1位のネスターを擁するカナダペアも意地をみせ1セットを奪い返すが、ホームの声援にお通し受けた錦織/内山ペアが第4セットを取り、3時間2分で日本に大きな2勝利をもたらした。
日曜日に行われるシングルス2試合では、錦織とダンチェビッチが第1試合で、第2試合で添田豪(29歳)とピーター・ポランスキー(25歳、カナダ)が対戦する予定となっており、日本はあと1勝で念願のワールドグループ初戦突破となる。
デビスカップはシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合で勝敗が争われ、先に3勝したチームが次のラウンドに勝ち進む。対戦は5セットマッチで行われるが、5試合をする前に勝敗が決した時は、消化試合を3セットマッチで行うか、対戦を打ち切る場合もある。
デビスカップ ワールドグループ
第1試合
○錦織圭 6-4 6-4 6-4 ●ピーター・ポランスキー
第2試合
●添田豪 4-6 6-7(2) 1-6 ○フランク・ダンチェビッチ
第3試合
○錦織圭/内山靖崇 6-4 7-6(3) 4-6 6-4 ●ダニエル・ネスター/フランク・ダンチェビッチ
第4試合
錦織圭 vs フランク・ダンチェビッチ
第5試合
添田豪 vs ピーター・ポランスキー