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テニスのプロツアーの中で、ATP500とWTA250にカテゴライズされる『木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2023』。シングルス本戦ではメーカー1位の31%のラケット使用率を誇るのが、ヨネックスだ。
そのヨネックス契約選手が大会前に、ジュニア選手と交流する特別なイベント「YONEX DREAM NIGHT in 木下グループジャパンオープン2023」を開催した。
世界ランキング8位カスパー・ルード(ノルウェー)、12位トミー・ポール(アメリカ)、14位フランシス・ティアフォー(アメリカ)、19位ベン・シェルトン(アメリカ)、44位西岡良仁、車いすテニス元世界1位の国枝慎吾さんが登場。ジュニア選手からの技術やメンタルに関する悩みに答え、夢について語り合うなど、参加者は存分に選手との交流を楽しんだ。(世界ランキングは2023年10月16日時点)
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ジュニア選手から「上達する方法」について尋ねられたルードは「一番は練習です。そして、練習と同じくらいテニスを楽しむことが大切。練習では予め何に取り組むかしっかり計画して臨むことが大切」と回答する。
さらに、「試合の大事な場面でのサーブのコツ」についての質問には、ポールが「ルーティンが大切で、ポジティブな言葉を思い浮かべてサーブに臨む」とアドバイスした。
また、「試合中イライラした時の対処法」については、国枝さんから「自分自身試合でイライラしない。常に次どうするかばかりを考えているから」と回答があり、ジュニア選手たちは夢中で選手の言葉に聞き入っていた。
同大会で優勝したシェルトンも、ジュニアたちとの写真撮影に気軽に応じていたイベント。この日はジュニア選手たちにとって、忘れられない時間となったことだろう。
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