10月28日(土)から11月5日(日)まで「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 98th」が行われる。
通称「全日本」と呼ばれるこの大会は1922年(大正11年)、日本庭球協会が発足した年にできた初の全国大会。101年の歴史があり、今年は98回目だ。
本格的に競技テニスを始めた者にとって「全日本」は憧れの舞台、全国各地で行われる地域予選からここを目指し、出場するプレーヤー達がたくさんいる。出場することにより「全日本プレーヤー」のステイタスを得ることができる一般テニス愛好者にとっては憧れの大会だ。
男女のシングルスと男女のダブルスの4種目が行われる。(ミックスダブルスは4大会連続で行われない)
11月2日(木)まで入場無料。
JTAのYouTube『JTA テニス オンライン』では毎日生視聴可能だ。(有明コロシアム、コート1,コート2、コート3)
スタテニのYouTube』ではリラックスした解説❓やゲスト飛び入り参加でその日のお勧めの試合観戦を一緒に楽しめる。
11月4日(土)女子シングルス決勝 と
11月5日(日)男子シングルス決勝 は「 NHKBS1で生放送

三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権98th

男女シングルス 48ドロー
トップ16シードの選手は2回戦からの出場
賞金総額: 27,620,000 円
男女シングルス優勝賞金 400万円。
副賞として日本航空の往復チケットなど(詳細
予選: 10/25 - 10/27
本戦: 10/28 - 11/05 2023
大会日程
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オーダー・オブ・プレー
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男子本戦ドロー
女子本戦ドロー
その他ドローなど
チケット情報(11月2日(木)まで無料)

関口周一現役最後の試合
男子

この試合を現役最後と決めている関口周一は第1シード、昨年は今井慎太郎(イカイ)に7-5 4-6 6-3で敗れ準優勝だった。
伊藤竜馬は2013年と2018年のチャンピオン。2014年のチャンピオン江原弘泰(EXP シズオカ)は予選を勝ち上がり本戦入りしている。
【男子16シード選手】
関口周一(Team REC)
望月勇希(EXP シズオカ)
伊藤竜馬(興洋海運)
羽澤慎治(JCRファーマ)
徳田廉大(イカイ)
松田龍樹(フリー)
白石光(SBC メディカル)
西脇一樹(Team REC)
片山翔(伊予銀行)
市川泰誠(ノア・インドア)
川橋勇太(マイシン)
福田創楽(橋本総業HD)
住澤大輔(エキスパートPシズオカ)
磯村志(やすいそ庭球部)
楠原悠介(伊予銀行)
柴野晃輔(LUCENT ATH WORKS)

2014年のチャンピオン江原弘泰は予選を勝ち上がり本戦入り photo伊藤功己

男子ドロー

加治遥 第1シード
優勝者二人、準優勝者三人
タフな女子の戦い

アジア大会シングルス銅メダルの加治遥が第一シード。
桑田寛子は2015年、シードされていないが大前綾希子は2016年のチャンピオン。
小堀桃子は昨年準優勝。決勝で同じチームの坂詰姫野(橋本総業)に6-3 6-3で敗れた。瀬間詠里花は19年連続出場、2011年と2015年に準優勝。光崎楓奈(フリー)は2021年準優勝者。
【女子16シード選手】
加治遥(島津製作所)
西郷里奈(東急スポーツS)
伊藤あおい(SBC メディカル)
小堀桃子(橋本総業HD)
松田美咲(橋本総業)
佐藤南帆(三田興産)
清水映里(東通産業)
山崎郁美(亜細亜大学)
瀬間詠里花(橋本総業)
倉持美穂(SBC メディカル)
輿石亜佑美(フリー)
今村咲(EMシステムズ)
山口芽生(フリー)
小関みちか(橋本総業HD)
桑田寛子(島津製作所)
相川真侑花(テニスユナイテッド)
女子ドロー

日本 テニスミュージアム

全日本選手権の大会期間中「テニスミュージアム」が有明テニスの森公園のクラブハウス2階にオープン。
100年をこえる日本のテニス史を飾った選手の写真や、ラケットなどなどを展示。
入場無料(9時から21時まで)

記事:塚越亘/塚越景子 photo/鯉沼宣之/伊藤功巳/TennisJapan