今年から新設されたITF 「W100 高崎国際オープン」第2週がおこなわれ、第6シードの本玉真唯(島津製作所)はS. ラメンズ(オランダ)を6-2、6-4で破り準決勝に進出した。ワイルドカードで出場の17歳、小池愛菜(Team REC)は第3シードのZ・バイ(中国)に競り合うものの、0-6、7-6(4)、2-6で敗れた。
昨年の3月から英国籍を選んだ宮崎百合子(英国)はロシアのA・チホノワを6-2、6-4で破り4強になった。
本玉真唯しっかりと4強を決めた
「強風の中での試合でしたがプラン通りのプレーをしっかりと実行できました。
先週の負けから学び、課題と向き合い前に進もうとしていることを感じます。」原田夏希コーチ
公式HP: 高崎オープン 第2週
11/20 - 11/26 2023
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア&生視聴
【準決勝】
6]本玉真唯 vs 3]Z・バイ
宮崎百合子 vs 4]Y・ユアン
【準々決勝】
◎6]本玉真唯 6-2 6-4 ●S・ラメンズ(オランダ)
◎宮崎百合子 6-2 6-4 ●A・チホノワ(ロシア)
◎3]Z・バイ(中国) 6-0 6-7(4) 6-2 ●W]小池愛菜
◎4]Y・ユアン(中国) 6-4 5-7 6-3 ●S・チャン(韓国)
本戦ドロー
本戦ドローPDF
予選ドローPDF
ダブルスドロー
2週間前にBJKカップで活躍した本玉真唯(島津製作所)、坂詰姫野(橋本総業)、柴原瑛菜(橋本総業)。
全日本選手権で優勝した加治遥(島津製作所)、西郷里奈(東急スポーツ)などなどそうそうたる日本女子選手が世界のトップを目指して参戦している。
第2週の予選決勝ラウンドは加治対西郷の全日本決勝の再現、加治が 6-3、 6-7(4)、 6-3 のファイナル・セットに縺れる大接戦の末に勝ち、本戦入りした。
会場は群馬県高崎市の清水善造メモリアルテニスコート。
観戦無料。
群馬出身の清水綾乃、齋藤咲良活躍
齋藤は10月に17歳になったばかり
全日本人女子世界ランク8位
群馬県出身のプレーヤー、清水綾乃(Team LB)は第1シードのL.フルビルトバ(チェコ)を 1-6、7-6(6)、7-6(4)と逆転勝ち、2回戦では宮崎百合子に 2-6、6-1、6-3で惜敗。
ダブルスでは小堀桃子と組み第1週で準優勝。準決勝では第1シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)組を破っている。
齋藤咲良(MAT Tennis Academy)は2006年10月3日生れ。17歳になったばかり、1回戦では格上のカナダの選手に勝利。2回戦で第1週の優勝者のY・ユアンに競り合うものの 3-6、5-7で敗れた。
グランドスラム大会で活躍している柴原瑛菜(橋本総業HD)と組んだダブルスでは第1週大会優勝の中国ペアに1-6、 6-3、 [10-12] ファイナル・セットスーパータイブレークの末に惜敗した。
日本女子ランキング(11/20付け)
◆トップ500 シングルス
92位 日比野菜緒(ブラス)
127位 本玉真唯(島津製作所)
187位 坂詰姫野(橋本総業HD)
198位 内島萌夏(安藤証券)
262位 加治遥(島津製作所)
278位 細木咲良(原商)
302位 岡村恭香(橋本総業)
350位 齋藤咲良(MAT テニスアカデミー)
360位 川口夏実(町田LTC)
383位 西郷里奈(東急スポーツ)
387位 清水綾乃(Team LB)
400位 内藤祐希(亀田製菓)
411位 荒川晴菜(SBC メディカル)
427位 伊藤あおい(SBC メディカル)
434位 瀬間詠里花(橋本総業)
451位 倉持美穂(SBC メディカル)
461位 佐藤南帆(三田興産)
478位 松田美咲(橋本総業)
479位 清水映里(東通産業)
◆女子 Top300 ダブルス
12位 青山修子(近藤乳業)
14位 柴原瑛菜(橋本総業HD)
27位 加藤未唯(ザイマックス)
49位 穂積絵莉(日本住宅ローン)
50位 二宮真琴(エディオン)
113位 本玉真唯(島津製作所)
145位 内島萌夏(安藤証券)
148位 日比野菜緒(ブラス)
199位 小堀桃子(橋本総業)
210位 清水綾乃(Team LB)
220位 瀬間詠里花(橋本総業)
241位 林恵里奈(福井県スポーツ協会)
254位 伊藤あおい(SBC メディカル)
274位 川口夏実(町田LTC)
280位 岡村恭香(橋本総業)
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記事:塚越亘/塚越景子 photo 北沢勇