ATPチャレンジャーツアー「横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント supported by 三田興産」が、11月20〜26日、慶應義塾大学日吉キャンパス蝮谷テニスコートにて開催された。

シングルス決勝は、第1シードの綿貫陽介(SBC メディカルグループ)と清水悠太(三菱電機)の日本人対決となり、綿貫が7ー6(5)、6ー4で優勝した。 

雨による試合開催の遅れ、気温の下がる中の決勝となるも、コートでは熱い試合が繰り広げられた。スピードで清水を翻弄する綿貫に、敢えて積極的なネットプレーでプレッシャーをかける清水。第1セットはタイブレークで、第2セットは2つのサービスブレークを果たし、綿貫が勝利をもぎ取った。

優勝の綿貫陽介(左)と、準優勝の清水悠太。写真/鯉沼宣之

綿貫は昨年兵庫、四日市で優勝、横浜で準優勝を果たしており、守っておきたいポイントも多い。続く四日市チャレンジャーにもエントリーしており、奇しくも決勝で対戦した清水と1回戦を戦うことになった。

○綿貫陽介 (SBCメディカルグループ) 7-6(5), 6-4 ●清水悠太 (三菱電機)

果敢にネットプレーを仕掛けた清水。写真/鯉沼宣之
ベスト4へ進んだ内山靖崇は、肉離れにより準決勝を棄権した。写真/鯉沼宣之

なお、今週は女子の4万ドル大会が開催されている。

Tennis.jp 写真/鯉沼宣之