20日、フランスのパリで開催されるテニス4大大会の一つ、全仏オープンの男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク103位、添田豪(29歳)は同ランク179位、アンテ・パビッチ(25歳、クロアチア)と対戦し7-6(2)、0-6、1-4の途中リタイアで敗退した。
添田は、第1セットではファーストサービスが78%でポイントを奪うなど好調なプレーを展開したが、第3セットで棄権を申し入れ本戦出場は果たせなかった。
また一昨年の今大会では本戦1回戦でアンディ・マリー(27歳、英国)を相手に熱戦を繰り広げた伊藤竜馬(26歳)、世界ランク140位、杉田祐一(25歳)、全米オープンで予選を勝ち上がった経験のある守屋宏紀(23歳)がそれぞれ敗退し本戦進出はならなかった。
また今大会の予選には日本勢から、同ランク183位、ダニエル太郎(21歳)が参戦している。今大会の男子シングルス本戦に出場する錦織圭(24歳)と2人のみとなった。
全仏オープン
男子シングルス
予選1回戦
○アンテ・パビッチ(クロアチア)6-7(2)6-0 4-1ret. ●添田豪[5]
○ロレンゾ・ギウスティノ(イタリア)6-3 6-3 ●伊藤竜馬[23]
○ジェラルド・メルツァー (オーストリア) [30] 6-1 6-0 ●守屋宏紀
○ポティート・スタラーチェ (イタリア) 6-4 6-2 ●杉田祐一 [29]
記事:長嶋秀和