今年最後のグランドスラム大会、全米オープンが来週25日より米国、ニューヨークで開幕する。21日、男子シングルス予選2回戦が行われ、グランドスラム予選初出場の西岡良仁(18歳)が世界ランク185位ながらオーストラリア期待のタナシ・コキナキス(18歳、オーストラリア)と対戦し7-5、4-6、6-4で勝利し予選決勝進出を果たした。

コキナキスは、全豪オープンでは2回戦進出を果たしナダルと対戦し2-6、4-6、2-6の2時間に及ぶ接戦を演じ、同国のキルギオスと並びK2として話題を集めてている将来期待の選手の一人。また西岡は、予選決勝では第25シードのマルセル・イルハン(トルコ)と対戦する。

また初戦では1-6、2-5から大逆転勝利を収めた守屋宏紀(23歳)、第11シードの伊藤竜馬 、第12シードの杉田祐一ダニエル太郎も予選の2回戦を突破し予選決勝に進出を果たした。

シングルス予選
決勝

伊藤竜馬 [11] vs ミコール・プラジズニー(ポーランド)[22]
杉田祐一 [12] vs マティアス・バッキンガー(ドイツ)
西岡良仁 vs マルセル・イルハン(トルコ)[25]
守屋宏紀 [29] vs マルコ・キュードネリ(スイス)
ダニエル太郎 vs ピーター・ポランスキー(カナダ)[10]

2回戦

伊藤竜馬 [11] 6-3 6-2 ●アレックス・ボゴモロフ ジュニア(ロシア)
杉田祐一 [12] 1-6 7-5 6-3 ●アドリアン・メネンデス マチェラス(スペイン)
守屋宏紀 [29] 3-6 6-4 6-3 ●ルベン・ビーママンズ(ベルギー)
西岡良仁 7-5 4-6 6-4 ●タナシ・コキナキス(オーストラリア)
ダニエル太郎 6-2 2-6 6-1 ●Toni ANDROIC(クロアチア)

1回戦

ダニエル太郎 4-6 7-6(7) 6-1 ●アレックス・クズネツォフ(米国)
西岡良仁 6-4 6-4 ●ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)[5]
守屋宏紀 [29] 1-6 7-6(3) 6-2 ●ウラジミール・イニャティック(ベラルーシ)
○アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)6-4 6-4 ●内山靖崇
○オスカル・エルナンデス(スペイン)6-3 6-3 ●添田豪[2]
杉田祐一 [12] 6-3 6-4 ●ティム・プッツ(ドイツ)
伊藤竜馬 [11] 7-6 (6)、4-6、6-3 ●フランシス・ティアフォー(米国)[WC]

全米オープン 2014 公式サイト

記事:長嶋秀和
写真:濱中益美