7日、ニュージーランドのオークランドにて行われている女子テニスの開幕戦であるASBクラシック(賞金総額25万ドル、ハード)はシングルス2回戦が行われ、世界ランク45位の奈良くるみ(22歳、安藤証券)は元世界ランク1位のヴィーナス・ウィリアムス(34歳、米国)と対戦し4-6、1-6で敗退した。
奈良くるみは2度もヴィーナスのサービスをブレイクするなど健闘したが、ヴィーナスの相手のセカンドサービスに対して93%のポイント獲得率で奈良くるみから6度のブレイクを奪う戦い勝利した。試合時間は1時間5分。
昨年、奈良くるみは全豪オープン本戦に初出場し、3回戦を進出した。その後、2月にブラジルにて開催されたリオ・オープンにてツアー初優勝を飾り、米国のワシントンで開催されたツアー大会のシティ・オープンでは単複で決勝進出の活躍を果たしている。
またツアー下部大会のニューカレドニア・チャレンジャー(賞金総額7万5千ドル大会、ハードコート)に第5シードで出場した杉田祐一(26歳、三菱電機)、オーストラリアのハッピー・バレー(賞金総額5万ドル大会、ハードコート)に第6シードで出場した守屋宏紀(24歳、北日本物産)、西岡良仁(19歳、ヨネックス)も初戦で敗退し2回戦進出はならなかった。