大阪市靭テニスセンターにて開催されている男子テニスの国別対抗戦デ杯ワールドグループ入れ替え戦。17日、日本対ウクライナは日本がダブルスで勝利し最終日を待たずに3勝目を挙げワールドグループ残留を果たした。
エースの錦織圭(26歳、日清食品)と世界ランク98位、杉田祐一(27歳、三菱電機)がダブルスに出場し、セルジー・スタコフスキ(30歳、ウクライナ)とアルテム・スミルノフペアを6-3、6-0、6-3のストレートで勝利した。
2005年開催の世界スーパージュニア以来の靱での試合で錦織が快勝した。得意のリターンでエースを連発。先週の全米オープンでベスト4の活躍した勢いを発揮しワールドグループ残留を決める勝利に貢献した。
初日に世界ランク88位のダニエル太郎(23歳、エイブル)がセルジー・スタコフスキ(30歳、ウクライナ)と対戦し7-6 (4)、7-6 (2)、6-1のストレートで勝利。
シングルス第2試合では世界ランク96位の西岡良仁(20歳、ヨネックス)が全米オープンでベスト16進出のイリヤ・マルチェンコ(29歳、ウクライナ)と対戦し6-4、5-7、6-4、7-5の接戦の末に勝利し2連勝を果たしワールドグループ残留へ王手をかけていた。デ杯は、シングルス4試合、ダブルス1試合が行われ、先に3勝した国が勝利する。