ユニバから帰国。

みなさんこんにちは。先ほど日本に帰国致しました。
最終合宿を含めたこの２週間ちょっと、ホントにあっという間でした。終わってみてやっぱりすごく感じます。今日はちょっと振り返ってみます。。。

閉会式

現地時間で１２日に閉会式が行われ、第２５回ユニバーシアード競技大会（セルビア・ベオグラード）は全日程を終了しました。

「ユニバーシアード」

私にとってすごく大きな意味のあるものでした。

２年前の前回大会に初めて日本代表として出場した時も「メダルを獲りたい」と思った。ユニバーシアードがどういう場所かわからなかったけどとにかくそれだけは強く思い、最後までそうできると信じ戦っていた。今でもその時の興奮は忘れることができないけど、全力を出し切れたのに負けたことが余計に、メダルというものを近いようですごく遠いものなんだなと思わせました。

あれから自分個人としては大学を卒業し、プロとして活動をスタート。
学生という枠組みとういうものがなくなり、毎週毎週ツアーを回り、トントン拍子にランキングが上がった時期もあれば、何週もたった１回の勝利がつかめず、遠征をパスしたいくらい投げ出したくなることもありました。
でもその時にプッシュしてくれた人はもちろん、何よりもこのユニバシアードが自分のなかにあったからダブルスだけでもと頑張れたことはたくさんあります。

そして女子ダブルスは５シード、ミックスダブルスは４シードとして臨んだ今大会。この１年間のポイントでメダルを狙えるシードを勝ち取ったことは大きかったと思います。
「何としてでも獲ってやる」という気持ちで出陣しましたが、正直調子が良かったわけでもないし、自信があったわけでもない。ただ、出し切って胸を張って帰ろう、そしたら必ずメダルはついてくるとそれだけは信じていました。

メダルがかかった試合に勝った時、まったく実感はありませんでした。というか正直今でもあまり実感はありません。
多分まだ悔しさのほうが大きいです。

今回日本チームは女子ダブルスの銅メダル１つだけでしたが、戦ってみてもっともっとできると強く感じました！もう私は出場できませんが、次回は男女みんなで「メダル」じゃなくて「金メダル」を獲って帰ってきてほしいです！でもできると思います！

自分はこれで本当に学生という枠からの区切りだと思っています。ホントに今までユニバーシアードというものが私を引っ張ってきてくれました。
まだまだこれからもたくさんのハードルがあるんだろうな～とか、不安もありますが次の目標を目指してまた一歩一歩強い自分になっていきたいです！

最後に。
これまでユニバのためにたくさんの方々にさまざまな形を通して応援していただきました。
総監督である右近さんを始め、男子監督の宮地さん、小野田コーチ、そしてこれまで本当に色んな準備をしてくださった女子監督の道上さん、一緒に現地入りした細木さん、毎日ケアをしてくださったトレーナーの茂木さん、あらゆる雑務を来る日も来る日もやってくれた野本っちゃん、そして一緒に戦い応援してくれた他７人の日本代表選手のみんな。

それからこのユニバチームのためにサポートしてくれた橋本総業さんや、合宿や練習を一緒にさせていただいたコーチ・選手の方々、各大会でワイルドカードを提供してくださった方々、現地で毎日おにぎりを作ってきていただき大きな声援を送ってくださった方々・・・

長くなってしまいましたが、本当に多くの人に応援していただきました。ありがとうございました。