自分のテニスの強みってなんですか?
プロはもちろん、ジュニアでも試合に出てる人なら一度だけでなく、何度も考えたことがあると思います。
私は選手の時の強みは、サーブやスマッシュなどのオーバーヘッドショットが得意でした。
幼稚園から中学生までバドミントンやってたもんでね。
コイントスに勝ったらどんなに自分のサーブの調子が悪くても絶対サーブを選んでいたし、ロブを相手に上げさせればもうポイントはこっちのもんだと思っていました。笑
それは得意なショットということになりますが、また強みとなるとそれ以上のものも指しますね。
例えば、ちゃんと思ったコースにボールが打てるとか、長い試合でも体力負けしないとか、試合で緊張しないでいつも通りのプレーができるとか。
それこそ前回のブログでも少し触れたように、怪我や病気をしないで体調管理がちゃんとできるとか、どこでも寝れて何でも食べれるとかいうのもひとつの強みだと思います。
多くの人は試合の敗因にフォーカスして、ダメだったところや課題練習に取り組むと思います。
ただ、自分がいくら良くても相手がさらに良ければ負けることがあるのがスポーツです。
なので自分の強みを知り、それを生かし、そこで勝負できるようになることがやはり大事だと考えます。
え、今さらどれだけ当たり前過ぎることを当たり前に言ってるのか、という今日のブログなんですが、それって本当にテニスだけでなくすべてにつながると思うんです。
私は大学を卒業してすぐプロになったのもあり、同じ同期が必死こいてやっていたいわゆる就職活動というものをしませんでした。
そこでする自己PRって自分の強みや得意なことなどの自己アピールをするものなんですが、それって自分が大人になって社会という未知の世界に飛び込んだ時にもとっても大切で役に立つと思います。
受験の面接もある程度同じ点もあるかもしれませんが、自分と同年代や同じ志の集まりだけでなく、社会という様々な人間がいる大海原では大きな違いがあると思っています。
自己アピールをできるというのは、自分のことをよく知らないとできないし、はたまたそれが相手が求めているものなのかもわかる必要がある。
今まではテニス選手においての自分の強みを必死に考えてきました。
今は、伝える立場としての自分の強みってなんだろう、と考えます。
それは自分の技術理論なのか、経験なのか、心の持ち方や取り組み方なのか。
自分にできること、自分にしかできないこと、自分を生かせる場所。。。
学びを深め、そしてアウトプットと実行できる場を増やしながら前に進んでいこう。
バドミントンしかやっていなかった小3の私!!(宮城県塩竈市)