3日、東京都江東区の有明コロシアムで、デビスカップ(国別対抗戦)のアジア/オセアニアゾーングループI、1回戦、日本対インドネシア戦が行われ、3日目のシングルスで、世界ランク133位の杉田祐一(24歳)は、インドネシアのエース、同252位のクリストファー・ルンカット(23歳)と対戦し、6-1、6-3のストレートで勝利。日本に4勝目をもたらした。
試合は1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合が行われ、3勝したチームが勝利国となる。
日本は、1日目に行われたシングルス2試合で、伊藤竜馬(24歳)、添田豪(28歳)が共に勝利しており、2日目のダブルスでは、伊藤/内山靖崇(20歳)組が勝利し、すでに3勝しチーム戦の勝利を決めていた。
チーム戦として勝敗の決まった中行われる、3日目のシングルスは通常の5セットマッチから3セットマッチに試合方式を変更し行われた。
第1セットは、杉田が持ち前のフットワークで相手のミスを誘い、チャンスと見るや強打をオープンコートに打ちこみルンカットを圧倒。6-1で奪取する。
第2セットに入っても杉田の優位は変わらず、サーブも好調、ラリー戦も主導権を握り、6-3で取る。杉田は試合を通して一度も相手に一度もブレークを許さず、6-1、6-3で勝利。試合時間は1時間だった。
アジア/オセアニアゾーングループI、1回戦を突破した日本は、2回戦で、インドと韓国の勝利国と対戦する。
アジア/オセアニアゾーングループI、1回戦
3日目
○杉田祐一 6-1 6-3 ●クリストファー・ルンカット
2日目
ダブルス1
○伊藤竜馬/内山靖崇 6-4 5-7 2-6 7-5 6-2 ●クリストファー・ルンカット/エルバート・シー
1日目
シングルス2
○添田豪 6-0 6-0 6-2 ●ウィスヌアディ・ヌグロホ
シングルス1
○伊藤竜馬 6-2 6-2 6-4 ●クリストファー・ルンカット
※写真はデビスカップ3日目のシングルスで勝利した杉田祐一