11月23日~25日 デ杯ワールドグループ決勝が行われ、クロアチアがフランスを3-1で破り優勝した。
クロアチアは2005年以来、2度目の優勝を果した。

昨年、ベルギーとの決勝を3勝2敗で勝利したチャンピオン国フランスは、2年連続11回目のデ杯制覇を目指し、クロアチアを迎えた。(会場:フランス リール、室内クレーコート)

初日、クロアチアはチョリッチとチリッチで連勝、2日目のダブルスは落としたが、最終日のNo.1対決でチリッチがプイユにストレート勝ち、13年ぶりの優勝を決めた。

2018デ杯決勝 フランス 1-3 クロアチア
初日 シングルス
●シャルディ 26 57 46 ◎チョリッチ
●ソンガ 36 57 46 ◎チリッチ

2日目 ダブルス
◎エルベール/マウ 64 64 36 76(3) ●ドディグ/パビッチ

最終日 シングルス
●プイユ 67(3) 36 36 ◎チリッチ

2018年デ杯、日本は2月2日~4日、岩手県盛岡市の盛岡タカヤアリーナで、ワールドグループ1回戦でイタリアと戦った
杉田祐一の4時間の死闘もあったが。日本は敗れた。

デ杯 by BNPパリバ 2018

<<決勝>>
◎クロアチア 3-1 ●フランス

<<準決勝>>
◎フランス 3-2 ●スペイン
◎クロアチア 3-2 ●米国

<<準々決勝>>
◎フランス 3-1 ●イタリア
◎スペイン 3-2 ●ドイツ
◎クロアチア 3-1 ●カザフスタン
◎米国 4-0 ●ベルギー

<<1回戦>>
◎フランス 3-1 ●オランダ
◎イタリア 3-1 ●日本
◎スペイン 3-1 ●英国
◎ドイツ 3-1 ●豪州

◎カザフスタン 4-1 ●スイス
◎クロアチア 3-1 ●カナダ
◎米国 3-1 ●セルビア
◎ベルギー 3-2 ●ハンガリー
2018年ドロー

クロアチアNo.1チリッチ大活躍

日本WG残留

1回戦で敗れた日本だったが、9月14日~16日、靱(うつぼ)テニスセンターで行われたワールドグループ・プレーオフでボスニア・ヘルツェゴビナを破り、残留決めた。
デ杯日本 ワールドグループ残留決めた

2019年デ杯は新方式

デ杯が現行のワールドグループ制で優勝を争うのは今回が最後。2019年から大会方式が大幅に変更さる。
2019年のデ杯ファイナル(11月18~24日 会場:La Caja Magica Madrid)には、今年のワールドグループ4強(クロアチア、フランス、スペイン、米国)と2月に行われるファイナル予選の勝者12チーム、+ワイルドカード2チームの計18チームが出場する。2019デ杯ドロー

<<ファイナル予選>>
シングルス、ダブルスとも3セットマッチ。シングルス4試合、ダブルス1試合を2日間で行う。
日本は2月1,2日の二日間、中国と中国のGuangzhou(広州市)で対戦する。中国vs日本 試合データー

デ杯・JTAホームページ
ITFデ杯ホームページ

記事:塚越亘 塚越景子 写真 ITFデ杯