16歳以下の男子国別対抗戦ジュニア・デビスカップで日本がアメリカを破り優勝した。

1985年から始まった16歳以下の国対抗戦、ジュニア・デビスカップとジュニア・フェドカップ。
地域予選を勝ち上がった16ヶ国による決勝大会が9月下旬アメリカ、フロリダ州で行われ、ジュニア・デビスカップで日本は見事第1シードのアメリカを破り2010年に続いて2度目の優勝を飾った。

各対戦はシングルス2試合とダブルス1試合で行われる。
今年のウィンブルドン・ジュニアに優勝した望月慎太郎は日本のNo.1プレーヤーとして単複11試合に出場、全てに勝ち優勝に貢献した。望月慎太郎 見事ウィンブルドンジュニア優勝 記事

磯村志、末岡大和、望月慎太郎、岩本監督

日本チーム
望月慎太郎(Team YUKA)2003年6月2日生れ、16歳
磯村志(やすいそ庭球部) 2003年1月22日生まれ、16歳
末岡大和(トップラン) 2003年2月28日生まれ、16歳
監督◎岩本功 岩本功 Facebook

【2019ジュニア・デビスカップ】
会場:アメリカフロリダ州オーランド
期間:9/24~9/29 2019

参加16ヶ国は4つのグループにわかれ、ラウンドロビン(総当たり戦)を戦う。
日本はDグループを全勝で勝ち上がった。
各グループの1位と2位、8ヶ国による決勝トーナメントが行われ、日本は全てダブルスに縺れながらも勝利優勝した。

<<決勝>>
◎日本 2-1 ●米国

S2 ●磯村 3-6 3-6 ◎コダット
S1 ◎望月 7-6 7-5 ●ダム
D 望月/末岡 6-4 6-3 ●ダム/コダット
日本は、最終ダブルスを勝って勝利を決めるという接戦をものにして優勝を勝ち取った。

<<準決勝>>
◎日本 2-1 ●セルビア

セルビアにも最終ダブルスで勝利

<<準々決勝>>
◎日本 2-1 ●英国
本戦ドロー

<<ラウンドロビン Dグループ>>(総当たり戦)
◎日本 2-1 ●スペイン
◎日本 3-0 ●モロッコ
◎日本 2-1 ●チェコ
Dグループ対戦表

望月慎太郎、岩本監督、末岡大和、磯村志


1位 日本
2位 アメリカ
3位 セルビア
4位 フランス
5位 スペイン
6位 イギリス
7位 パラグアイ
8位 香港
9位 チェコ
10位 ウクライナ
11位 オーストラリア
12位 カナダ
13位 モロッコ
14位 ボリビア
15位 エジプト
16位 シリア

IMGアカデミー山中夏雄コーチ家族と日本チーム 応援の人々

「Davis Cup by 楽天」
1900年に始まった、119年の歴史ある男子国別対抗戦デビスカップが大きく変る。
2018年までは16ヶ国のワールドグループが、全豪オープン次週、ウィンブルドン次週、USオープン次週、ATPファイナル次週と4週をかけて、行われていたが、今年からは、2月に本戦出場決定戦を行い、
勝った12ヶ国に、前年ベスト4の4ヶ国、推薦の2ヶ国を合わせた計18ヶ国で、11月18日~24日、スペインのマドリードで1週間をかけて世界最強国を決める。
試合も5セットマッチから、すべて3セットマッチに変った。

18ヶ国を6組に分けて行われる1次リーグを戦い、各組1位と2位の中でセット率などの成績上位2ヶか国が準々決勝に進出する方式に変わった。

日本はA組、フランス、セルビアと戦う。
2019「Davis Cup by Rakuten」グループ分け

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優勝日本チーム岩本監督、磯村志、末岡大和、望月慎太郎

記事:塚越亘 塚越景子 写真/岩本功